■建物に合わせた防水工事を
防水工事は屋根や外壁、ベランダなど、太陽の紫外線や雨風から長期的に守るために行われます。
どのような建物にも必ず施されるほど、とても重要な工事の一つです。
防水工事と言っても、その工法はさまざま。
建物の形状や既存の防水材との相性などを考慮し、適切な判断での施工が求められます。
■このような症状に対して施工します
○防水塗膜の剥がれ
○ベランダや屋上に水溜まりができている
○ベランダや屋上の床を踏むとブヨブヨしている
○ドレンの詰まり
○亀裂・ヒビ割れがある
上記のような症状が見受けられる場合は、防水層が既に劣化しています。
雨漏りや躯体部分の腐食を引き起こす前に、防水工事を行うことで建物の健康状態を長く維持することが可能です。
■防水工事の種類
○ウレタン塗膜防水
防水工事の中で、比較的安価なため、あらゆる建物で採用されている工法。
凹凸のある場所や、複雑な形状でも柔軟に対応できる所が特徴です。
【メリット】…防水材のつなぎ目が無いため、シームレスな仕上がりが実現。短工期で比較的安価
【デメリット】…人の手で塗布するため、完全な均一にはならない
○シート防水
シート防水のシートには、主に塩ビシートやゴムシートが用いられています。
シートを接着剤や専用機器で床面に貼りつけていく工法です。
耐久性や長期的なコストパフォーマンスが高い工法ですが、防水工事の中でも難易度の高い工事です。
【メリット】…施工後すぐに人が歩くことができる。紫外線や熱に強い
【デメリット】…高い技術が必要の為、熟練した職人でないと施工不良が発生しやすい
○アスファルト防水
アスファルトルーフィングを溶融したコンパウンドで貼りつける工法。
ルーフィングを何層にも貼り合わせて行く工法で、古くから用いられているため信頼性が高い。
一般の屋根や防水工事によく用いられています。
【メリット】…高い防水性。耐用年数の長さ(約20年)
【デメリット】…施工費が比較的高い
○FRP防水
FRPとは繊維強化プラスチックの略称。
優れたFRPの特性を防水分野に応用しているため、防水層は強度・耐水性・成形性などに優れています。
【メリット】…強度が高く、耐水性・耐熱性・耐食性に優れている
【デメリット】…地震などの揺れに弱い(硬化するためヒビ割れしやすい)
○通気緩衝工法
ウレタンゴム系防水のような既存防水層内部の水分を逃がすために行う、通気絶縁工法の一つ。
この工法のメリットは、2回目の工事以降、防水塗り替え工事を安価で抑えれること。
【メリット】…施工しやすく、補修が簡単。つなぎ目がないため仕上がりの状態が美しく、耐久性にも優れている
【デメリット】…通気緩衝工法は各工程において乾燥期間が必要な為、工期が長くなる
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